「初めての1人暮らし、やるべきことが多すぎて何から手をつければいいのか分からない」
そんな不安を抱えていませんか?
引越し前には電気・ガス契約や荷造り、当日には鍵の受け取り・ガス開栓、引越し後には住所変更や近隣の確認など、やることは想像以上に多くあります。
段取りを間違えると、余計な手間やストレスが増えてしまうことも。
この記事では、初めて1人暮らしを始める方にやるべきことを【引越し前】【当日】【引越し後】の3ステップで分かりやすく解説します。
初めての1人暮らしを安心してスタートしたい方は、ぜひ参考にしてください。
初めての一人暮らしでやるべきこと【引越し前の準備】
初めての一人暮らしでは、引越し前の準備が重要です。
引越し前にやるべきことは以下の通りです。
- 電気・ガス・水道・インターネット(光回線)・火災保険の契約を済ませる
- 家具・家電・日用品の必要なものを準備する
- 転出届・郵便転送などの行政・郵便手続きを行う
- 引越し業者を比較してスケジュールを確定させる
それぞれのステップを具体的に解説します。
電気・ガス・水道・インターネット(光回線)・火災保険の契約を済ませる
いきなりやることが多いですね(笑)
しかし、これらの契約を事前に済ませることで、引越し後スムーズに生活が始められます。
電気・ガス・水道
電気・ガス・水道は入居当日に使えないと、生活が始められないだけでなく、業者の対応待ちで予定が大幅にずれることもあります。
特にガスは立ち会いが必要な場合があるため、スケジュールに余裕をもって予約するのがポイントです。
全てWebで申し込みができますので、引越し先の地域の電力・ガス・水道会社を調べた上で申し込み手続きを行いましょう。
インターネット(光回線)
インターネット環境で光回線を希望する場合も入居前に契約手続きを済ませておくのがオススメです。光回線は工事が必要なため、事前に管理会社に確認してください。
利用できるまで最大1ヶ月かかることもありますので、入居後すぐにインターネット環境が必要な方は入居前に申し込みをしておきましょう。
工事が不要なホームルーターやモバイルルーター(ポケットWi-Fi)を希望する方は、引越し後に近くの携帯ショップや家電量販店で申し込み手続きをしましょう。
ホームルーターとモバイルルーターは契約した当日から使えるようになりますので、引越し前の申し込みは不要です。
火災保険
火災保険も引越し前に申し込みをしておきましょう。
入居するまでに火災が起こってしまっては大変なことになります!
まああまりないとは思いますが( ̄▽ ̄;)
あとは賃貸契約のときに、不動産会社が紹介するぼったくり超高額な火災保険に入ってください!と言われますが、先に自分で入っていれば断る理由ができます。
オススメの火災保険はこちらです。
- 損保ジャパン:スマート賃貸火災保険
- 日新火災:お部屋を借りるときの保険
入居日が決まったら、できるだけ早めに各会社へ連絡し、開栓・開通の日時を調整しましょう。
家具・家電・日用品の必要なものを準備する
1人暮らしを始めるには、家具や家電、日用品が必要です。
引越し直後に必要なものが揃っていないと、不便な生活を強いられることになります。
あらかじめ用意するものをリスト化しておくと安心です。
家電
- 冷蔵後
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 湯沸かし器
- ヘアドライヤー
- アイロン
- テレビ
家電
- ベッド
- テーブル
- 椅子
- 棚
持っていくものと現地調達するものを分ける
必要なものがわかれば、家から持っていくものと、現地調達するものを分けましょう。
冷蔵庫や洗濯機、ベッドなどのサイズが大きい家具や家電は引っ越し先の家電量販店でそろえるのがいいでしょう。
楽天やAmazonも活用すれば、すぐに生活に必要なものを用意することができます。
もしネットショッピングを使う場合、送り先の住所を引っ越し先の住所に設定することを忘れないように注意してください。
不要な衣類や雑貨は処分しておく
いらない家具や衣類、使っていない雑貨などは、引越し前に思い切って処分しましょう。
引越しの荷物を減らすことで、費用や労力の負担を大きく軽減できます。
荷物が少なければ、梱包作業がスムーズになり、引越し当日の作業時間も短縮されます。
引越し先には必要な物だけを持ち込んで、ミニマルですっきりした新生活を始めましょう。
転出届・郵便転送などの行政・郵便手続きを行う
入居日が決まれば、地元の区役所に転出届の手続きをしましょう。
マイナンバーカードを持っている方は、マイナポータルからWebで転出届の手続きができます。
郵便局で転送届を出しておけば、旧住所に届いた郵便物を新居に自動的に転送してもらえます。この手続きもWebから可能です。
これらの手続きが遅れると、重要な書類や通知を受け取れないリスクがあるため注意が必要です。
引越し業者を比較してスケジュールを確定させる
引っ越し業者の見積もりは必ず2社以上取りましょう!
会社によって料金が異なり、複数の見積もりを取ることで費用の節約につながります。
料金・サービス内容・日程を比較して決めるのがポイントです。
特に春先など繁忙期は予約が集中し、値段も上がりやすいため余裕をもったスケジュール管理が欠かせません。引越し当日の流れをイメージしながら、搬出・搬入時間もきちんと確認しておくと安心です。
事前に段取りを固めておくことで、当日の慌ただしさを最小限に抑えることができます。
初めての一人暮らしでやるべきこと【引越し当日の対応】
引越し当日は、新生活のスタートに向けて最も慌ただしくなりやすい日です。
当日をスムーズに乗り切るためには、事前に流れを把握し、優先順位を決めておくことが大切です。
- 新居の鍵を受け取り入室確認をする
- ガスの開栓・電気・水道を使用できる状態にする
- 全ての部屋の掃除をする
- 荷物の搬入と部屋のレイアウトを整える
それぞれの作業を順を追って確認をしておきましょう。
新居の鍵を受け取り入室確認をする
まず最初に行うべきは、新居の鍵の受け取りと入室確認です。契約時に受け取る場合もありますが、当日不動産会社で受け取るケースが多いです。事前に受け取り方法は確認しておきましょう。
入室後は、壁や床の傷、水回りの不具合、設備の破損などがないかを細かくチェックし、入居前の破損部位や傷は必ず写真を撮ってください。
退去するときに
新居に入居したら、防犯対策の確認を必ず行いましょう。玄関や窓の鍵がしっかり閉まるか、防犯チェーンやドアスコープが正常に機能するかをチェックします。
また、カーテンを早めに設置することも防犯面では重要です。外から部屋の中が見える状態は、防犯リスクを高めてしまいます。初めての一人暮らしでは特に、安心して暮らせる環境づくりが欠かせません。防犯対策を徹底して、安心できる新生活のスタートを切りましょう。
万が一、設備に問題があった場合は、すぐに管理会社へ連絡しましょう。
ガスの開栓・電気・水道を使用できる状態にする
入居直後に生活インフラを整えることは非常に重要です。ガスは開栓時に立ち会いが必要なことが多く、事前に予約をしておかないとすぐにお湯が使えないなど不便が生じます。
電気や水道も入居当日から使用できるように、事前に契約・開通手続きを済ませておくことが基本です。生活の立て直しをスムーズにするためにも、ライフラインの整備は最優先で行いましょう。
全ての部屋の掃除をする
引越し当日は荷物を搬入する前に、全ての部屋を掃除しましょう。
入居前に管理会社が清掃していますが、あまり綺麗に掃除をしてくれません。
ある程度自分で掃除する必要があります。
とくに水回りやキッチン、床の拭き掃除、害虫対策はしっかり行いましょう。
荷物の搬入と部屋のレイアウトを整える
荷物の搬入は、作業の順番を決めておくことで効率が大きく変わります。
まず大型家具や家電を優先的に搬入し、配置場所をあらかじめ決めておきましょう。
また、段ボールには中身と置き場所を明記しておくと、開封時の混乱を防げます。
引越し業者と事前に搬入ルートや配置の希望を共有しておくと、作業時間の短縮にもつながります。当日を慌ただしくしないためには、事前準備と段取りが重要です。
初めての一人暮らしでやるべきこと【引越し後の手続き】
引越しが終わっても、生活を始めるための大切な手続きはまだ残っています。
これらを早めに済ませることで、余計な手間を減らし、安心して新生活をスタートできます。
- 転入届・住所変更など区役所手続きを済ませる
- ゴミ出しルール・周辺施設を確認して生活基盤を整える
転入届・住所変更など区役所手続きを済ませる
新居に住み始めたら、まず最初に区役所や市役所で転入届を提出します。
転入届は、引越し後14日以内に手続きを行う必要があるため、早めに済ませることが大切です。また、マイナンバーカードや印鑑登録、国民健康保険なども住所変更が必要な場合があります。
これらの手続きを後回しにすると、郵便物や行政サービスが受けられなくなる可能性もあります。引越し後すぐに役所へ行き、必要な手続きをまとめて完了させましょう。
役所での住所変更が済んだら、続いて銀行・保険・携帯電話・通販サイトなど、日常生活で利用するサービスの住所変更を行いましょう。
銀行や保険は重要な書類が届くため、放置するとトラブルの原因になることがあります。
住所変更はオンラインで完結できる場合も多いので、リストを作って一気に進めるのがおすすめです。生活インフラを整える上で欠かせない作業なので、早い段階で済ませておきましょう。
ゴミ出しルール・周辺施設を確認して生活基盤を整える
新しい地域では、ゴミ出しのルールや分別方法が自治体ごとに異なります。ルールを守らないと回収されなかったり、近隣トラブルになる可能性もあるため、入居後すぐに確認しておきましょう。
また、スーパーや病院、薬局、役所、駅など生活に必要な施設の場所を把握しておくと安心です。事前に確認しておけば、いざというときに慌てず対応できます。地域のルールと環境に慣れることが、新生活をスムーズに始める第一歩です。
初めての一人暮らしで失敗しないための注意点
初めての一人暮らしでは、引越しの準備や手続きだけでなく「失敗しないための対策」も重要です。準備不足や情報不足によって、思わぬトラブルに発展するケースも少なくありません。チェックリストの活用、防犯・防災対策、トラブル事例の把握など、事前に対策を講じることで安心して新生活を始めることができます。
準備・手続きの抜け漏れを防ぐチェックリスト
初めての一人暮らしでは、やるべきことが多く、重要な手続きを後回しにしてしまうリスクがあります。そこで役立つのがチェックリストの活用です。引越し前から当日・引越し後までの流れをリスト化しておくことで、抜け漏れを防ぎ、スケジュール通りに進めやすくなります。
今回の記事を参考に、やることをカテゴリ別に整理するのがコツです。
初めての人は、ToDoを見える化することで安心して行うことができます。
防犯・防災の備えをしておく
一人暮らしを安全に始めるためには、防犯・防災対策を入居直後に行うことが大切です。玄関や窓の施錠を必ず確認し、ドアチェーンや防犯グッズを活用することでリスクを軽減できます。また、夜間の帰宅経路や照明の有無もチェックしておくと安心です。
防災面では懐中電灯・飲料水・非常食などを備えておくと、災害時にも落ち着いて行動できます。日常の安心感は、事前の備えから生まれます。
よくあるトラブルとその対処法
一人暮らしでは、ライフラインの不具合や近隣トラブル、鍵や宅配に関するトラブルなど、想定外の問題が起こることもあります。
例えば、私の場合は鍵がオートロックになっているのですが、オートロックが作動しなくて中に入れないといったことがあったり、入居前はベランダの近くにスズメバチの巣があり、駆除の依頼をしましたね。
トラブルが起こったときは焦らず、まず「どこに連絡すべきか」を把握しておくことが重要です。事前に連絡先を登録しておくことで、冷静な対応が可能になります。
【まとめ】初めての一人暮らしでやるべきことは「早めの準備」と「段取り」がカギ
初めての一人暮らしではやるべきことが多く、そのすべてを1人で行わなければいけません。
スムーズな新生活を始めるためには、引越し前・当日・引越し後のステップをしっかり整理し、早めに準備を進めることが重要です。
チェックリストを活用すれば、作業の優先順位や進行状況を可視化でき、初めてでも安心して段取りを組めるでしょう。
引越しは一度きりのイベントではなく、新しい生活のスタート地点です。焦らず、計画的に進めることで、不安を減らし安心した1人暮らしを始めましょう。
今回の記事は私が最初から1人暮らしを始めるならこうするといった気持ちを込めて執筆しました。初めて1人暮らしを始める方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。
